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2025年4月9日

マリオカート8 デラックス|シェリン・バーガンディさんのラウンジ“タッグ戦”レビュー:パリで2-3狙い、DKマウンテンの崖際セーブが光る

ブロンズ帯を自認しつつも「運ではなく積み重ねで勝つ」を体現したラウンジのタッグ戦回。舞台はマリオカート8 デラックス。形式はタッグで、開幕のコースにDKマウンテンが選ばれ、久々のラウンジ復帰という緊張感の中でのスタートとなった。 ブロンズ帯は運ゲーではないという持論を語り、12レース連続で運が悪いことは起きにくいと分析するあたりに、配点の積み上げを重視する今配信の軸が見えた。 ハイライトはパリでの2-3狙いと、味方のキラーが決まってトップをもぎ取る場面、そして新コースでの対応力試し。全編を通じて、前張りと打開の切り替え、味方を誤射しない投擲判断、サンダーやキラーの引きどころなど、細かい判断が勝敗を左右した。パリの一戦は特に見応え十分で、終盤の防御管理から味方保護の投擲調整まで、タッグならではの駆け引きが凝縮されている。 公式情報は任天堂のマリオカート8 デラックス公式ページで確認できるし、配信者の最新情報はにじさんじ公式やシェリン・バーガンディさんのチャンネルで追える。https://www.nintendo.co.jp/switch/aabpa/index.html / https://www.nijisanji.jp/ / https://www.youtube.com/@ShellinBurgundy

ただし前は厚く、キラーやスターの連打が必要な展開で「前まではいけないか」と判断、堅実にアイテムを回す

DKマウンテン初戦は、序盤からタイトなコーナリングで順位を保つも、岩場の段差で姿勢が崩れ、崖沿いの危険な飛び方にヒヤリとする場面。本人も「危なっ」「やな飛び方したね」と笑うほどギリギリのリカバリーだった。 中盤で被弾し「やっちゃったな」と悔しさを漏らしつつも、打開へ切り替え。終盤は金キノコを温存し「キンキのラストぶっぱ」を狙う構えで、復帰地点を“ニスク前あたりまで連れてってくれる”展開を作り直す。 ただし前は厚く、キラーやスターの連打が必要な展開で「前まではいけないか」と判断、堅実にアイテムを回す。 このレースで象徴的だったのは、崖際ミスの直後に即座に打開に切り替え、最後にブーストを残しておくアイテムプラン。結果だけ見れば派手さはないが、被弾後の最速ルート再構築とイン寄せの意識は確かで、次に繋がる走りだった。崖すれすれで持ち直す肝の据わり方は必見だ。崖すれすれから復帰して安堵の笑い

同色の盾をずらす一瞬:パリで“味方保護撃ち”からの2-3狙い

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中盤のパリでは、味方が先行する展開を活かし「打開すりゃいい」とコイン回収からスリップストリームを丁寧に重ねる。 終盤は赤甲羅やバナナで防御を確保しつつ「仲間に当たりそうなんで早めに」と、投げる角度とタイミングを調整。味方を巻き込まない“保護撃ち”で前線の形を崩さず、隊列維持を最優先する判断が光った。 ラストのストレートは2-3が見える流れ。本人の語りも熱を帯び、「2,3かな」と射程に入れた矢先、細かな被弾とブレーキングの差でわずかに順位が前後する際どい締めだったが、味方と並走しつつ総合点を積むタッグらしい走りだった。 レース中の緊張感は、ボムや赤甲羅の気配を察知してラインを外す細かい舵で伝わってくる。パリで2-3狙いの終盤スプリント

稲妻を待つ祈りと“押される前のイン寄せ”:新コースの洗礼から味方キラーの逆転まで

初見の新コースでは、誰もニスクに成功しない混戦でラインがカオス。本人も「みんなそっちから行くんだ」と様子見に徹し、「ここでどうにかするしかない」と打開の糸口を探す。 サンダー待ちの場面は、まさに祈り。「サンダーサンダーサンダー」と連呼しながら、6位割やスターからの連鎖を狙うが「欲しい時に振らない」典型の展開に阻まれる。 追い上げのキラーは良かったものの、緑甲羅の軌道に噛んで失速し、「キラーまでは良かったな」と悔しさをにじませた。 この苦戦を受けて自身の課題を即修正。「押されるときはカーブのイン側にいなきゃいけない」と言語化し、次のレースではインベタをより強める。 そして別レースでは味方が“キラー”でトップをもぎ取る劇的場面。「ポゲキラー ナイス1」と喜びを爆発させ、チームでの点取りに成功。 観ている側としても、サンダーを待つ緊張から、味方キラーの刺さりで一気に空気が反転する瞬間は手に汗握る。サンダー連呼で逆転の機会を待つ / 味方がキラーで1位をもぎ取る瞬間

締め:点を落とさない技術と次回の鍵

最終的な反省は明確だ。「取れる点を取ってないのが一番でかい」との自己分析どおり、要所の6位割やスターの取り回し、終盤のキノコ使用タイミングに取りこぼしがあり、総合点の伸びを阻害した。 それでも連戦の中で「勝ちは勝ち」として堅実に積めたレースもあり、停滞ゾーンから抜けるための課題は細部の精度に絞られてきた。 現在の適正は「3000超えるかどうか」付近で、「シルバーはもう一皮むけないと見えてこない」との自己評価。ここからはバナナ設置への角度意識、被弾回避のイン維持、味方保護を前提にした投擲の即決度が勝敗を分ける。 個人的な白眉は、パリの2-3狙いで見せた防御と投擲の整合性、そして“押される前にイン側”の内省が即ラップ改善に反映されたこと。次回は同じ局面でのキノコ投入タイミングと6位割の徹底、サンダー読みの集約で、きっと総合順位の更新が見られるはずだ。任天堂公式の更新で環境が動いても、タッグ前提の意思疎通と保護撃ちの骨子は変わらない。https://www.nintendo.co.jp/switch/aabpa/index.html / https://www.nijisanji.jp/ なお、パリの攻防と新コース初見対応は改めて見返す価値がある。最序盤の被弾後に崖際セーブ を見て、次はどこで止まり、どこで踏むかを一緒に研究したい。

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