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2025年5月25日

兎鞠まりちゃん、Undertale Gルート完走 キーボード操作で最難関を突破

兎鞠まりちゃんはインディーRPG『Undertale』(RPG/弾幕アクション要素)を配信で扱い、全滅を前提とするGルートを走破した。戦闘は「たたかう/みのがす」の選択に加え、白黒の弾幕を避け続ける回避スキルと、回復アイテム運用が核心だ。配信ではサンズの連続攻撃を読み、体力管理に迷いながらも「インスタント麺ってめっちゃ回復少なくなかったっけ」と品定めを続けたのが象徴的だった(アイテム考察)。また「コントローラーにする絶対やだー」と宣言し、終始キーボードで挑み抜いた姿勢が内容を貫いた(操作ポリシー)。弾幕の密度が上がる局面でも声色と間で緊張を制御し、流れを崩さない判断が勝因になった。

要所でわかる本編の核

序盤、兎鞠まりちゃんは骨と重力ギミックが混ざる連携を「雪玉のかけら。ジャンプ。こう。いいよ」と声に出して整理し、攻撃の相回しに身体を合わせたのが流れを作った。中盤の山は「この攻撃を乗り切ったら俺のスペシャル攻撃は炸裂する」と警告される前段で、アイテム投入の是非を逡巡しつつもリズムを崩さず耐える判断が光った。以降も「コントローラーにする絶対やだー」と操作環境を固定し集中を担保し続ける姿勢が一貫し、終幕では「これでしか見えないものはあったなー」と総括する言葉が到達点を明確にした。全体像を短時間で追いたいリスナーにはここから確認したい(該当場面: https://www.youtube.com/watch?v=eYbCRbVFwUw&t=364)。

本配信は個人勢として活動する兎鞠まりちゃんが『Undertale』のGルートに挑み、サンズ戦を含む難所を実地でなぞった回だ。過去のPルート配信での気づきも踏まえ、「Pルートどれくらいセリフ変わってるんだろう?」と差分を探る視点をたびたび挟み、物語理解を立体化させた。終盤はハードモードで気分をほぐしつつ「サンズ戦を見守ってくれたの本当にありがとう」と静かな感謝で締めたのが印象的だった。作品世界そのものを知りたい読者は公式サイトを参照してほしい(Undertale公式/https://undertale.com、Deltarune公式/https://deltarune.com)。また、チャンネルの概要は公式ページから確認できる(兎鞠まりちゃんねる)

スペシャル攻撃前夜—体力と手数の綱渡り(M01)

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配信の肝は、サンズの“溜め”に先立つ長尺コンボ帯だ。兎鞠まりちゃんは「この攻撃を乗り切ったら俺のスペシャル攻撃は炸裂するからな えアイテム使うべきだったこれ」と独白し、被弾の蓄積と回復のタイミングを秤にかけた。そこで選んだのは温存と最小被弾の両立で、攻撃間の“青/橙”切り替えに走り幅を合わせる微調整が続く。追い詰められた局面では「バタースコッチバタースコッチ これは許される」と一点投入で立て直し、以降のパターンへ余力を残した判断が効いた。画面は骨の密度が段階的に増すビジュアルで緊張感を煽るが、視線は常に前方へ固定。大技の合図を越え、呼吸を刻んで次の塊へ進む運びが、勝ち筋の最短線になった(該当場面: https://www.youtube.com/watch?v=eYbCRbVFwUw&t=1900)。

応援の熱量が集中を保つ—チャットと声の往復(M11)

中盤、弾幕の速度が上がるほどに、コメント欄の空気が支えになった。兎鞠まりちゃんが「え、ほら、結構上手いってここ」と手応えを口にすると、即座に「ふつうにうまいよ」と複数の賛辞が流れ、ペースを乱さずに次の波へ移行できた。骨柱の内外を往復する難所では「ここホント上手いw」の声が集中し、可視化された応援が反復精度の更新につながっていく。一方で「サンズで2日はザラ」と難度の目安を伝えるコメントが、焦燥を抑える現実的な物差しにも働いたのが興味深い。実況側の声色は高ぶり過ぎず、「いやどうだろう」と自制を混ぜる独り言がリズムの乱高下を抑える。視聴と操作の間にある目に見えない橋を、言葉と反応の往復で補強した時間帯だった(該当場面: https://www.youtube.com/watch?v=eYbCRbVFwUw&t=2560)。

パターン化への信頼—ミスから学ぶ粘りの設計(M19)

被弾が重なった直後にも、兎鞠まりちゃんは「これはもうここら辺をできるだけ くだらないダメージを食らわないようにしたい」と再発防止の焦点を即座に言語化し、直後に起きた軽微な失点も“くだらなかったね”と切り分けて処理した。判断の支柱は「パターンはちゃんとしてるんだね、これね ランダムじゃないんだ」という確信で、同一軌道の再現性を信じて入力精度を詰める方針へ舵を切る。序盤に確かめた「左からスタート、右。右当たるんだね。これ位置シビアだね」という判定の理解も、端処理の“寄せ過ぎない”微差へ活きた。チャットの「兎鞠ならいけるいける!」の一言は、積層する試行を軽く押す追い風にもなった。ミス→解像→再試行の円環を素早く回す技術が、長丁場を押し切る核になっている(該当場面: https://www.youtube.com/watch?v=eYbCRbVFwUw&t=3120)。

声の遊びと小ネタが緊張をほどく—配信演出の効用(M07)

兎鞠まりちゃんは負荷が高い局面ほど、声の抑揚と小ネタで呼吸を整えた。骨ゾーンを“カードゲーム”になぞらえ「守備表示で召喚! あははは やめてー」と笑いを差し挟み、操作音と息遣いの間に余白を作る。直前に連呼された「翔山…翔山…」の擬音も、単調になりがちな避け入力へアクセントを付け、手首の力みを抜くきっかけに見えた。映像面では骨の陰影と画面の揺れが緊張を増幅するが、カメラの基軸は大きくぶれず、視線誘導が保たれているのがわかる。こうした緊張と緩和のリズム設計が、ゲームの難度と配信の可読性を両立させた。集中の温度を下げ過ぎず、笑いで汗を乾かす一瞬が、次の弾幕を迎える余力になっていた(該当場面: https://www.youtube.com/watch?v=eYbCRbVFwUw&t=2288)。

次の一歩はデルタルーンへ—余韻と予告(M12)

エンディングの空気は柔らかい。兎鞠まりちゃんは「ハードモードやって良かった、ちょっといい感じにGルートの辛かった気持ちが和らぎましたね」と気分の切替を報告し、ネタバレを避けて見守ったリスナーへ「本当にありがとう」と丁寧に述べた。そして「デルタルーンの実況もやろうかな」と次の挑戦を予告し、シリーズの継続視聴を呼びかけている。配信後は「Twitterでさ #とまライブで…動画のリンクあったら教えてよー」と感想や考察の収集も依頼し、双方向の余韻づくりを整えた。また「明日はトモリマリフィギュア発売日」と別軸の告知で活動の幅を示し、次回への関心を二重に結んだ。予告の作品情報は公式で確認するとよい(Deltarune公式/https://deltarune.com)。該当トークはここから(https://www.youtube.com/watch?v=eYbCRbVFwUw&t=9025)。

補記として、物語への理解を深める余韻も共有しておきたい。兎鞠まりちゃんは「自分でやり遂げたなぁ本当に偉い」とフラウィの台詞を引きつつ、Gルートで見えた絆や自責の念を静かに咀嚼した。続けて「これでしか見えないものはあったなー」「モンスターのそれぞれの良さはね、やっぱGルートでも」と語り、重い選択の先にある多層の感情を誤魔化さなかった。そして「自分が一番悪いじゃんって…見に行っちゃったともりが一番悪いやつじゃん」と締める自己批評が、配信全体の誠実さを裏書きした。作品そのものへの敬意が、次の章を読む準備運動になっている。これらの余韻は、公式の作品世界を参照してこそ立体になる(Undertale公式/https://undertale.com)。

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