【#holoRUST】仙人のホロ鯖おさんぽRUST【ホロライブ/大空スバル】
Rustで蜂から生還、熊で全ロス、そして“セクシーガーデン”開店準備へ──大空スバルさんのPVE荒野サバイバル完全レポート
電飾計画、看板、二階個室まで一気に立ち上げるビルドパートが圧巻だった
holoRUSTのPVEサーバーで大空スバルさんがRustに再挑戦。前回の記憶として「ログインしてすぐスイちゃんにぶち殺された」というトラウマを笑いに変えつつ、今回は“殴り合わない”環境で徹底的に砂漠と森をおさんぽしながら資源・装備・ベースの基盤を押さえる流れを描いた。配信序盤はイベント「イースターハント」への挑戦で卵の湧きに苦しみ、「14個」だ「17個」だとハイスコアに焦りつつ、勝てる土地を探して移動を決断。その矢先に蜂の大群に追われ、川へ飛び込み回避する機転を見せる。以降はマップと川を頼りに移動し、野生動物や放射線エリアを避けつつ、スクラップ優先・資源確保・寝袋とTC設置・鍵管理というRustの王道を丁寧に踏む構成。中盤にはこよりさんと合流してベッドを置くためのTC権限設定を教わり、サプライドロップを呼んで装備を分配。一方で熊と猪とNPCに翻弄されての全ロスや、グレネード投擲ミスで自爆というRust名物の“やらかし”もてんこ盛り。ラストはさくらみこさんと二人三脚で“セクシーガーデン”の開店準備へ。電飾計画、看板、二階個室まで一気に立ち上げるビルドパートが圧巻だった。
川へ飛び込め!蜂の大群からの決死の逃走劇
砂地でハチの巣を見つけてしまい、周囲にブンブンと音が満ちた瞬間にスバルさんのダッシュが始まる。「蜂って水の中に入ってこれない」と判断、川へ一直線。実際に水に入って追跡を切り、ハチの群れの位置を確認して対岸へ再離脱。状況判断の速さが光った場面だ。安全圏に出た直後、「待てー!」と素材を回収し直す貪欲さも見せるが、すぐにまた羽音を察知してルート変更。序盤から音(BGMや環境音)に敏感に反応し、音源方向を推理しながらの移動はRustの基礎をよく体現していた。この逃走劇のあと、川沿いを指標にマップ操作を確認し、助けを求めながら騎乗者(ルーナさん)の馬を見送りつつ歩を進める展開は、PVEサーバーらしい「共存」の空気を感じさせた。
叩けない石と放射線、そして腹ペコ――資源回収の初歩を取り戻す
序盤最大のつまずきは「採掘ノードの見分け」。ただの岩を石で叩くという“空振り”を連発し、有識者に「光る石が取れる」と気付かされる。白っぽいノードを見つけたあとの採掘は一転、効率的に資材を確保できるように。同時に「スクラップ優先」の戦略を明言。チェスト解体やランドマーク漁りでスクラップを増やし、後のワークベンチ解禁やショップ活用に備えるのがRustの肝であり、スバルさん自身も「立ち位置が全て変わる」とこの通貨価値を強調した。シビアだったのが環境ダメージだ。廃墟で鳴る警告音から放射線を察知し、撤退を即断。ヒットアンドアウェイで漁る“怖さ”と“旨さ”のバランスが良い緊張感を生み出していた。腹ペコ問題に対しては川沿いのカボチャやキノコを積極的に食べ、さらに砂漠では「サボテンを殴って布を作る」ループを発見。布30で寝袋をクラフトし、死亡時の復帰線を確保する狙いが明確になった。
熊・猪・NPCに翻弄、そして“馬”で奪回へ
夜のイースターハント中に聞こえてきたのは熊の唸り。「村に帰る」を連呼しつつ全力疾走するも、ついにダウンして“全ロス”。悔しさを噛みしめ「天罰だって言いてえのかよ」と嘆く声がそのまま次のプランへ接続する。まずはスポーン地点近くで馬を確保、拠点の建築に切り替えて損失の再発を防ぐ。その後は馬で回収線を短縮し、道沿いのNPCの発砲音を回避しながら、失った装備の再取得を目指す。「白い馬は強い印象」など個体差への言及も飛び出し、移動戦略がグッと立体的に。この間に尾丸ポルカさんとも遭遇。初心者向け施設の体験談や、こよりさんのショップ情報を伝え合うなど、PVEならではの情報連携も温度高く進んだ。
紫煙を合図に人が集う──こよりさんと呼んだサプライドロップの熱狂
本配信で最も盛り上がったのは、こよりさんと合流してサプライドロップをコールしたパートだ。紫煙がもくもくと上がると「誰も来ないといいけど」と言いながらも、“ハイエナ”が集まるのを見越して警戒態勢を取る。長い降下時間をドキドキで待ちながら、スバルさんは「格安でハザードスーツ売るのどう?」と物販構想まで口にする商魂を見せる。待ちに待った箱が着地すると、こよりさんと「何欲しい?」と声を掛け合いながら中身を分配。スバルさんはグレネードなどの戦闘系を選択し、こよりさんは錠金属など拠点系をチョイス。二人の分担がハッキリし、以降の役割分担の布石になった。配布の流れでスバルさんは「香りつきハザードスーツ」をこよりさんへ譲渡。緩急あるやりとりで現場はほのぼのムードだったが、周囲には「銃撃の音」や「誰か来るぞ」の空気も漂い、PVEでも油断できないRustの地力を見せつけた時間帯だった。
ドアだらけの箱拠点から二階建て“セクシーガーデン”へ:建築フェーズの濃密さ
ベース構築は紆余曲折の連続。TCを置き、木材を叩き、チェストを詰めるところまでは順調だったが、「ドア多すぎて邪魔」と自らツッコミを入れるほど入り組んだ動線になり、鍵やTC資源の管理にも四苦八苦。だが、この“迷路建築”経験が後の発想に繋がる。布はサボテンから量産し、念願の寝袋を設置。ついでにキャンプ周りを固め、サボテンを馬の餌にも活用する生活力も発揮していく。そしてビルドのハイライトが“セクシーガーデン”構想だ。さくらみこさんとチームアップし、入口はカウンター、二階は個室群というレイアウトで一気に外観を立ち上げる。看板は大サイズで誘導力を強化し、室内はランプやサーチライト、将来的には「デラックスクリスマスライト」でネオン化を目指す電力プランまで固まった。ビルド中には「写真フレームを入口に」「ベランダ付き個室」「恥ずかしがり屋用の窓なし部屋」などコンセプトメイクの会話も弾み、二人の役割分担(設計=みこさん、内装=スバルさん)でテンポよく進む。一方でグレネードで天井を抜こうとして自分を爆散させる“Rustあるある”も発生。こよりさんの家に置いたベッドからリカバリーして、笑いに変えてまた建築へ戻る切替の速さが気持ちいい。
イースターハント逆転劇:カゴ入手で一気に加速、うさ耳とバスケットを仲間に配る
終盤のイースターハントは“知識の差”が勝負を分けた。最初は手掴みで走り回っていたスバルさんだが、こよりさんの助言も踏まえ「カゴ(エッグバスケット)」を使えば一括回収できることを理解。以降は拾い効率が跳ね上がり、ブロンズエッグなどからうさ耳や追加のバスケットを引いて仲間へ配布、全体のテンポが一段上がった。一位を巡ってミコさん、ぺこらさんと数字を競り合う時間帯は、チャットも熱く、スコア読み上げと同時に「止まれねえ!」の名言が飛び出す熱量。イベントの本質を掴んだ後の伸びは圧巻で、単発イベントを“装備更新の起点”に変えるRust的合理性がしっかり身についていた。
締め:今日の成果と次回の伸びしろ
成果は明白だ。序盤の蜂からの生還で“音で状況を読む”基礎感覚を取り戻し、石ノード・放射線・食料・布・寝袋と、PVEサバイバルの最短ルートを一気に再学習。熊での全ロスも「馬で回収線を縮める」最適解に繋げた。TC設置と鍵管理で初期拠点の土台を押さえ、こよりさんとサプライドロップを安全に開封して戦闘・建築リソースを底上げ。そして、さくらみこさんとの“セクシーガーデン”は二階個室まで一気に形にし、照明・看板・写真フレームの導入で「Rust内テーマ店舗」の原型を完成させた。
課題も明確だ。NPCエリアの射線管理、ドア過多による動線ロス、グレネード運用など、命と資産を守るための“危険予知”は次のレベルへ引き上げたい。電力配線とネオン装飾は次回の目玉。スイッチング、電源供給、屋外サーチライトで視認性と集客力を高め、外観を“ネオン看板の映える場末”に仕上げた時、セクシーガーデンはサーバーの観光名所になるはずだ。スバルさん自身も「電気頑張る」「明日までに装飾買う」など前向きに言及しており、ショップ・ギャンブル・建築・電気の全線で伸びしろは大きい。
参考リンク
- Rust 公式サイト(Facepunch Studios): https://rust.facepunch.com/
- ホロライブ 公式サイト: https://hololive.hololivepro.com/
- 大空スバルさんのYouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@OozoraSubaru
細部の追体験用リンク
視聴者の共鳴点
本配信の良さは、事件と対策が素直にスパイラルすることだ。蜂→水没回避、熊→ベッド・馬・鍵・TC、射撃音→ルート変更、ドロップ→分配と守備固め、店づくり→電力計画へ。どの“やらかし”も次の学習に変換できていて、見ている側は失敗にヒヤリとしつつ、その直後のリカバリーとアイデアに快感を覚える。コメントが「鳥がめっちゃ死んでる」とざわつくようなブラックな瞬間も、Rustというサンドボックスのエッジだと受け止めて笑いに変える温度があった。
PVEの安心感に甘えず、PVP解禁の噂やNPC射撃に怯えながらも自分で線引きして動いた今回。次は“ネオンが灯る夜のセクシーガーデン”で、ハンドクラフト料理とルーレット、そしてバニー(もしくは“バニー風”)の接客が見たい。スバルさんの「まずはスクラップ」の哲学は、確かに店を輝かせる電飾へ直結している。