HITMAN World of Assassination｜獅白ぼたんさん、サンタ・フォルトゥナ潜入からムンバイ映画撮影場の送風機キルまで一気呵成

の配信はHITMAN World of Assassinationで

今回の配信はHITMAN World of Assassinationで、サンタ・フォルトゥナのカルテル幹部三人を狙うルートからスタートし、後半はムンバイの映画撮影現場へと戦場を移す構成だ。前回の進捗を踏まえたうえで、今回はコロンビアに行き、余力があればムンバイにも足を伸ばすという計画で進行した。 サンタ・フォルトゥナではリコ・デルガド、アンドレア・マルチネス、ホルヘ・フランコの三名が標的。フランコへは回路基板紛失という事件が誘導線になり、ヘリ操縦士が赤い箱をジャングルに落としたことで新型加工機の稼働が滞っているという情報が入る。ここを起点にラボへ呼び出して事故に見せかける筋が立つ。 一方で、リコは自宅の彫像イベント、フランコは崖の採取行動など、現地トリガーも複数用意されており、どの糸口で巻き取るかが肝になる。 ぼたんさんはピッキング装備の持ち込みを即決し、現地で使う変装と攪乱アイテムの選定をプレイ中に柔軟に切り替えていく方針を取った。 本作の詳細はIO Interactiveの公式サイトを参照すると、各ミッションストーリーの分岐設計がよく分かる。https://www.hitman.com/

レンガより魚、密林と村の狭間で狙うサンタ・フォルトゥナの事故死

サンタ・フォルトゥナでは、外周の見張りと住民の視線が絶えず交差する。ぼたんさんはまずロックピックでの侵入手を温存しつつ、建物の死角を物色。見張りの顔向けと巡回タイミングを何度も観察してから、短い窓を突くスタイルだ。途中で「ちょっと見られたか」と焦る場面もあったが、外の一人にだけ気づかれた段階で切り返して窓から内部へ抜ける判断が鋭い。 リコ邸方面へ寄る前に、より自然に振る舞えるローカルな衣装へ着替えるため、近くの人員を静かに無力化し、変装で検問リスクを下げた。リコ直行は疑われると見て現場用の身なりへスイッチ、ルート変更の速さが生きる。 攪乱用の手持ちはレンガよりも魚を選択。「血まみれのレンガは悲しい、魚で行く」と宣言し、巡回の背後へ投てきから近接ダウンへ繋げる流れを組む。 住人がいない瞬間を待ち、鍵のかかった扉はロックピックで突破。待機と解除を往復する硬派なステルスだ。 ただし一度は巡回が戻ってきて警戒度が上がり、検知ゲージが跳ねる緊急事態も発生。「やばい」と即座に後退、寝かせた一人が覚醒する事故も挟んだが、視界のコーンから斜めに抜け、物陰に身を滑り込ませて再ステルス化に成功する。 フランコ側は「ターゲットが来たら動く」機械イベントを見据え、回路基板を軸にした呼び出し事故の準備を整える方針へ。村のバーでは行方不明のバンドメンバー捜索というサイド経路も拾い、標的の移動パターンを膨らませておく。 現地で拾った野良レンチの報告にチャットが反応し、道具選びの幅を可視化したのも配信ならではだ。 回路基板落下の情報を掴んでラボ事故の筋を立てる場面

映画の風、脚本の一行、旗の合図で人を動かすムンバイ潜入

後半はムンバイ。ここでは顔が割れていないメールストロームの正体を現地で暴く必要があり、情報線の引き方が核心になる。ぼたんさんは「現地で見つける系」と把握し、まずは露出が多い映画撮影現場から着手する選択を取った。 ミッションストーリーの候補は複数。瞑想池を使ってバーニャを狙う導線、写真撮影現場の爆破でランガンを吹き飛ばす導線を読み上げ、状況に応じて切り替える構えだ。 セットでは主演女優カリスマがキスシーンを拒否し、台本をエレベーターシャフトに投げ捨て脚本欠落という混乱が発生。巨大な業務用扇風機を使う見せ場が宙に浮いており、ここを利用することを即断する。 ぼたんさんは台本の最後を差し替え、シーンにキスを追加する形で導線を修正。役者の立ち位置と風向が噛み合うよう、演出のフローを掌握していく。 機材裏へ回り、送風機の風量を上げる準備。「たっぷり風を送り込もう」とつぶやき、レンチ類の要件を確認してからスイッチに手を伸ばす。 テイクが回り、ランガンが所定位置に立った瞬間にダイヤルを捻る。視界は砂埃と紙片で白くなり、俳優が足を踏み外して転落。スタッフが悲鳴を上げる間もなく、現場は一瞬で終わり、次の瞬間には「日常」に戻る皮肉な静けさが広がる。 さらに街区では仕立て屋ルートのフラグを立て、布地の選定から採寸へ進む支度を整える。 並行してメールストロームの合図となる旗掲揚の場所を二階で特定し、情報収集の優先度を上げる判断も速い。 スラムのランドリーへは作業員の変装で正面突破。洗濯物の搬出入に紛れ、見張りの注視ロールを回避して空間を横切る。 撮影現場にはブロードウェイ俳優グレゴリー・アーサーの話題も差し込まれ、セットのカオスが渦を巻く。 脚本を差し替えて巨大送風機のテイクを仕掛ける場面 メールストロームの旗掲揚ポイントを押さえる場面

巨大送風機が唸る瞬間、チャットが固唾をのむ映画的暗殺

この配信で最も熱量が跳ね上がったのは、ムンバイ撮影現場の「風」の一撃だ。女優の抵抗で崩れた段取りを逆手に取り、ぼたんさんは脚本を改ざんして役者の立ち位置を制御、風量を殺しから事故へと変えるラインにぴたりと合わせた。 セットの上手から下手へ抜ける導線を確保し、スタッフの目線がモニターに集まる刹那にダイヤルを最大へ。紙吹雪のように散る台本、たわむ足場、背後から煽る轟音。ランガンが一歩踏み出した瞬間、床が消えたように転落し、セットは悲鳴と無線のノイズに包まれた。直後、現場は何事もなかったかのように片付けへ移る。舞台裏の物理と演出が噛み合った、HITMANの象徴的シーンだった。 視聴者も強く反応し、「それは見る」と現場工作路線に期待を寄せる声や、「悲しい事故だった」と黒いユーモアで頷くコメントが流れた。 一方、サンタ・フォルトゥナでの魚採用も見どころだ。レンガより丸みのある当たり判定と、投てき後の即気絶を狙える点が生き、チャットは「魚を振り回します」「魚でバランス取ってる」と、暗殺とギャグの境界線を楽しんでいた。 送風機ルートの前段階で、台本がシャフトに捨てられたという環境ストーリーの拾い方も巧みで、情報を一つ書き換えるだけで世界が動く快感を画面越しに共有できた。 さらにランドリー変装の滑り込み、旗掲揚のシグナル調整など、静と動の配分が完璧で、終盤は「街全体が舞台装置」という本作の醍醐味を隅々まで堪能させた。 送風機が加速してランガンが吹き飛ぶ直前のテイク

旗は上がり、針路は定まった；次はムンバイ制圧の総仕上げだ

今回の成果は大きい。サンタ・フォルトゥナではフランコの回路基板騒動を足掛かりに、ラボ事故の準備線を確立。レンガではなく魚という「静かな即効薬」を携え、ロックピックと変装を織り交ぜて村とジャングルの境界を静かに往復した。 ムンバイでは映画セットを完全に掌握し、脚本差し替えから機材操作まで一気通貫で成し遂げた。仕立て屋ルートの仕込み、ランドリーへの侵入、そしてメールストローム召喚の旗掲揚ポイントも押さえ、残る標的と情報を引き寄せる地ならしは整っている。 ぼたんさんのプレイは、短期的には「いま動くべき機材」を迷いなく選び、中期的には「街の物語」を束ねる。次回は仕立て屋経由のバーニャ接触と、旗からのメールストローム特定を中心に、二人同時排除のクロスを狙う展開が期待できる。HITMAN World of Assassinationの箱庭はまだ深い。作品世界や最新情報は公式や所属事務所のアナウンスも追っておきたい。https://www.ioi.dk/ と https://hololive.hololivepro.com/ はチェックして損がない。 獅白ぼたんさんの戦術が次にどこへ流れ込むのか、街全体を使った大立ち回りの続きに備えたい。 撮影現場の混乱を読み解き送風機に手をかける瞬間 サンタ・フォルトゥナで魚を装備に選び直す場面

本記事で取り上げた配信者：獅白ぼたんさん（ホロライブ）／チャンネルの最新情報はYouTubeとXの公式を参照。ホロライブ公式サイトはこちら。https://hololive.hololivepro.com/ ゲームの購入・最新パッチはHITMAN公式サイトから確認できる。https://www.hitman.com/